今日の市町村
- 石川県 金沢市
- 石川県 津幡町
- 石川県 かほく町
- 石川県 宝達志水町
- 石川県 羽咋市
- 石川県 志賀町
- 石川県 輪島市
- 石川県 珠洲市
今日から2日間かけて能登半島を回ります。能登半島は南北に長く海岸線もいりくでいます、そのため、最先端まで行きまわってくると300km以上になります。途中の観光ポイントも多いので2~3日に分けた方がいいです。
千里浜なぎさドライブウェイ
全国的にも珍しい、砂浜の波打ち際を車やバイクで普通の道としてそうこうすることが可能な海岸です。前日大雨だったので、通行止めになるか心配でしたが、かえって道が締まったみたいです。(波が荒い場合、通行止めになります)ネットの情報では混むことがあるので朝早くいくのが良いとのことで、宿を早めに出ました。着いたのは8時ころ。この日は日曜日でしたが、ご覧の通りガラガラでした。(海水浴シーズンは「激混み」みたいです)この砂浜の道が直線で8km程続いています。車と波打ち際の距離も近いです。カモメも波打ち際で遊んでいるようで、そんなコントラストも楽しめます。40km/時で走っている分には快適でした。50km/時を超えると若干タイヤが空回りし、横滑るような感覚を感じたのでそれ以上出すのは止めました。北上ルート(海側を走行)でしたが、1区間折り返して南下(陸側を走行)してみました。こちらの方が、対向車が少なければ運転席の右側にいきなり海が広がるのでダイナミックな感覚を味わえるかと思います。
能登金剛
海岸沿いに、奇岩や美しい海岸が数kmに渡り並んでいる景勝地です。波打ち際まで歩いて行けるところもあり、洞窟をくぐったり探検気分も味わえます。この区間には「夫婦岩」が3つもあります。1枚目のものは海岸から見えるもっとも大きいものです。3枚目のものは伊勢の夫婦岩に似ていて、同じように「しめ縄」が渡っています。地元では2枚目のものが、最も子宝祈願に効くとのことで隠れたスポットになっているようです。確かに見た目は一番効果がありそうです。見た目にも「夫婦岩」という感じです。大人のの景勝地だそうです。
トトロ岩なる岩を見かけました。確かにトトロに似ています。ただ、目の部分を人造物(金属製の円型の何か)でいじっているのがズルいです。ちょっと残念。
間垣の集落
海岸線の集落で、年間を通じて風が強いところのため、写真のような「間垣」で家を守っています。ココは土屋太鳳主演の朝ドラ「まれ」のロケ地だったところだそうです。10年近く前なので、記憶に残っていなかったです。
竜ケ崎灯台と方向石
輪島の西側の岬にある灯台です。この辺は江戸時代。「北前船」が航行するにあたり重要な岬でした。ここで「のろし」を焚きそれを目印に南下して港を目指しました。方向石は江戸時代のものです。ココが水先案内地として重要な場所であることを物語っています。灯台と方向石はどちらも岬の高台にあるのですが、駐車場から行く場合、階段を上って「方向石」から行くことをお勧めします。(方向石から灯台は案内がりますが、灯台から方向石は案内がありませんでした..)
輪島
輪島塗で有名な「輪島」まで来ました。朝市は毎日12:00まで開催されているのですが、到着したのが1時過ぎだったので、朝市通りは閑散としていました。輪島塗の展示館に寄りました。輪島塗の工程の多さ、繊細さについて知りことができます。美術品の展示もありましたがその部屋は撮影禁止でした。(写真は工程展示の部屋のもの)
白米千枚田
輪島から東へ数キロのところにある千枚田です。30年ほど前ツーリングで来たことがあるのですがその時に心動かされた風景でした。再訪がかない嬉しかったです。道の駅などできて多少観光地化しましたが相変わらず素敵な風景を観させていただきました。今は田植え前で、それぞれの田んぼに水を張る作業の真っ最中といった感じでした。一つ一つの田は面積が小さく耕運機が使えなかったりするので、かなりの手作業で田植えの準備をされていました。日本海に面した山の斜面にあるのですが、上から見ると棚田の雰囲気が素晴らしいのですが、下(海岸から)からみると古墳とか遺跡の発掘現場みたいに見えました。棚田は上から見てください。
ここは四季の移り変わりで色味が変化する所がいいですね、今は田植え前で土の色ですが田植えを終わり夏には緑色の水田に、秋の収穫時には黄金色に真冬は真っ白な雪景色になります。最近は11月頃からイリュミネーションをしていてピンク色とかになるそうです。イリュミネーションは置いておいても、頻繁に訪れたい場所です(ただし超遠いです)。
禄剛崎
能登半島の先端の岬、禄剛崎と灯台です。ココの売りは、「日の出を見た場所で日の入りが見られる場所」とのこと。全国にあるようでないそうです。確かに東西に180度以上水平線が開けていることが感じられます。実際に日の出後12時間ここに居続けて日の入りを見た人がどれだけいるは不明ですが、「最果て感」。「先端感」のある場所であることは確かです。