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 今日は、北海道行きフェリーに乗るため本州最北端の大間を目指します。途中、なんとなく一度行ってみたかった六ケ所村経由の少し遠回りルートにしました。 

六ケ所村

 原燃(日本原燃株式会社)のある村、どんな感じのところなのだろうという単純な興味と未報問の自治体ということで寄ってみました。まずは村の運営する郷土館へ。
 職員の方が、村の概要をまず説明してくれました。村の名前のとおり、明治22年に六つの村が合併し「六ケ所村」となったので、南北に非常に広範囲の大きな村です。南部は、2つの汽水湖を中心として水産業、北部は漁業以外にも山間部が多く林業も盛んです。中央部は農業・酪農のほか複数の縄文遺跡が発掘されています。中央部は原燃の施設群が広い敷地の中に点在しています。この資料館職員の方、郷土愛が強く説明が少し長かったです。原燃を中心としたエネルギー産業の話にはほとんど触れず、地元の自然資源と従来からの産業を中心に村を盛り立てていくことがミッションのようでした。
 館内は、縄文遺跡からの出土品を中心に、生息する動植物の紹介、村の歴史や店頭芸能などの展示がありました。

郷土館
鼻曲がり土面(右曲がりの鼻は全国的にも珍しい)
落とし穴も多数見つかっている。わかりやすいジオラマ

 原燃の方は、郷土館から500mほど離れたところに、原燃PRセンターがあり見学可能です。核燃料再処理の工程について、処理施設内の模型でわかりやすく展示されています。

原燃PRセンタ-
再処理工程の模型
ボタンを押すと説明が流れ光って動きます
SFの基地みたい
安全面も当然アピール
2024年(来年)できるのだろうか…
村役場と公民館(左)

 村自体、原燃の恩恵があるのかなんとも言えませんが、集落や街並みなどは、普通の町や村と変わらない素朴な感じです。六ケ所村の中に「原燃」という違う「ムラ」があるみたいな印象を受けました。

恐山

 恐山という山はなく、釜臥山(かまぶせやま)を最高峰とする8つの山に囲まれた盆地に「恐山」という霊場がある。という理解が正しいようです。活火山域に属するので、ところどころ岩肌から硫黄が不出していて、薄い灰色のの荒涼とした山肌に伽藍やや仏像が点在しています。平安時代に開山した霊場とのことですが、よくこんな都からも遠い山奥に地獄・霊場のイメージに近い場所を探し当てたものです。たぶんこの風景は、開山当時と1000年以上の間、ほぼ変わらない景色なのだと思います。
 地蔵菩薩を祀っているのでお地蔵さんが多いです。風車が多く供わっているのが、霊場感を際立たせています。(ちなみにこの風車は入口近くの売店で500円で売っています。)
 場内に温泉があります。拝観料を払い入場後にあるので、無料で入れます。硫黄泉なので効きそうな温泉でした、匂いがきついのでつかる程度しかできないと思いますが、是非タオルを忘れずに入場ください。

奪衣婆(だつえば)と懸衣翁(けんねおう) 後ろの湖は宇曽利湖
入り口近く
山門
五輪塔の廃れた感じが不気味
不動明王
ところどころから硫黄が、
霊場内に温泉があります(恐山温泉・立ち寄り湯です)
三途の川(橋は現在通行禁止)

 

 恐山に続く道は結構な峠道なので、大間に着くまでに結構時間がかかりました。夕方遅くに大間岬のキャンプ場に到着しました。下北半島広いです。青森から寄り道しましたが200km近く走りました。明日は大間から北海道です。

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