今日の市町村
- 留萌支局 苫前町
- 留萌支局 羽幌町
朝8:30羽幌港発のフェリーで天売島を目指します。1泊2日で天売島・焼尻島を巡るのは可能です。今回は天売島(泊)→焼尻島、の旅程でまわりましたが、1日2便あるフェリーを組み合わせれば何パターンかあります。宿泊先は天売島の方が多いです。
1周12kmですので、自転車(電動アシスト付き)をレンタルすることをお勧めします。天売島はアップダウンがあるのでレンタルバイク(原付)を借りましたが、自転車でも大丈夫そうでした。
海鳥の楽園
港でバイクを借りて、左回りに一周しました。この島には海鳥がたくさんいます。島のシンボルのオロロン鳥(ウミカラス)は昔は何万羽もいたそうですが、今は数10羽確認できる程度の希少種になっています、ただしその他の海鳥はたくさんいます、ウミネコ、ウミウ、ケイマブリ、ウトウ・・・ たくさんの鳥たちが島の西側の崖をすみかにしています。無数の鳥たちが飛んでいる様は圧巻でした。
羽幌港の観光案内所で双眼鏡を借りることができました(600円/1泊)、双眼鏡で鳥でも見るか程度の観光感覚でしたが、そういうレベルのところではないです、ちゃんとガイドさんのレクチャー付きで本格的に観察することをお勧めします。「海の宇宙館」という観光施設で事前予約すれば対応してくれます。ウトウの帰巣を見に行くナイトツアーもあります。
民宿 栄丸
1泊お世話になった民宿「栄丸」さん。おかみさんがフレンドリーにかつ、きびきび対応してくれました。スマホの翻訳アプリで海外の方と対応している姿がかっこいいです。夜は海鮮バーベキューと海鮮丼。今の時期タコ、ホタテ、ヤリイカ、カレイが旬とのこと。ニシンの一夜干しが脂がのっていておいしかったです。「うまいもの食べに来た」とハードルを上げてしまったようでいろいろ気を使ってくれました。
そもそもこの島はバードウォッチングの聖地なので、宿に宿泊する人のほとんどは鳥の観察を目当ての方々が全国からやってきます。海外の方も多くなってきているそうです。宿のおかみさんの話では7割が鳥のお客さん、2割が釣りのお客さん、残りが自分みたいな観光のノリの方のような様子でした。
この日は黄砂の注意報が出ていました。宿の車に黄砂がたくさん積もっていました。この辺は、中国大陸から近く、国内で最初に到達する地域でもあるので、毎年数回、被害に合われるとのことでした。