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 一晩お世話になった民宿「結び屋」さんです。若夫婦が経営されています。初めて4年目だそうですが、部屋も食堂もとてもきれいにされていて明るい感じがします。食事もおいしく、ホッケのフライ、アスパラガスのグリル焼など北海道の食材を提供してくれました。特にアスパラが旬の時期ということもありとても美味しかったです。食事中も話し相手になってくれます。翌日の土曜日がお子さんの運動会とのことで一緒に天気予報を気にしてくました。こういう家庭的な感じが民宿の良いところですね。

 今日は、あいにくの雨ですが、まず美瑛町内の「青い池」に行ってから、旭川経由で札幌方面を目指します。

民宿「結び屋」

青い池

 ストレートすぎるネーミングなのですが、文字通り青い色をした池です。十勝岳の泥流防止の堰き止め工事を行なったことで、偶然できたため池のような場所なのですが、次の条件が重なりこういう幻想的な池になったそうです。
・上流の川から流れ込む水がナトリウムを多く含む水質であること
・そこに太陽光がきれいに差し込むことで、水が青色に見える
・樹々は水没したため、立ち枯れてしまった
 この日は前日からの雨でコンディションが良くないため緑色に近い青色ですが、晴天下で風がなく波の立たない日であれば本当に爽やかな色の「青」い池になります。(ググって観光協会などの写真を見てみてください、映えスポットです。)
 今回は、霧がかかっていてほの暗い感じが不気味感を出している「青い池」という感じでした。宿の奥さんいわく、「かなりの雨でも茶色くはならないので、ぜひ行って見てください」とのことでした。

青い池
青い池 立ち枯れた樹々
それほど大きくはない

石狩平野を行く

 さて本ルートの旭川から札幌方面に向かうのですが、未報問の市町村を通って向かおうと国道275号線を南下します。この辺はJR札沼線に乗れば、訪問できるので後回しにしていたのですが、そうこうしているうちに2022年に「北海道医療大学駅」以北が廃線区間となってしまいました。石狩平野の真ん中を走るため、ほとんどが水田風景です。どこまで行っても同じ風景といった感じ。これといった観光スポットもないです。雨竜町にはラムサール条約にも登録されている「雨竜沼湿原」が山の高台にあり「北海道の尾瀬」ともいわれる良いところだそうですが、今回は大雨なので行きませんでした。雨はやみそうもないので、早めに岩見沢市のホテルをとりました。

水田風景(妹背牛)
地元の人しかわからない道標
札沼線廃線跡 線路がぐにゃぐにゃ 
廃線跡 線路の一部を切って道にしていました
雨の水田風景 (新篠津村)

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