今日の市町村
- 鹿児島県 鹿児島市
- 鹿児島県 屋久島町
フェリー屋久島2
今日は、フェリーに乗って屋久島へ向かいます。7:30にホテルを出て10分程徒歩で港まで。ゴロゴロとキャリーバッグを引いて歩いていると、これから島旅、船旅が本格的に始まる感でテンションが上がって来ます。
8:30 鹿児島港
12:30 屋久島(宮之浦港)
料金:6,000円(人のみ)
4時間の船旅です。桜島に別れを告げて航海が始まりますが、しばらくは薩摩半島と大隅半島が左右に見えます。鹿児島は大きな自然の入り江のようなところにあるのですね。船は大きくきれいで揺れも少なく快適でした。夏休み後の平日ということで、船内もすいていました。
明日の準備 ~登山未経験者が縄文杉コースを歩くためには~
屋久島は、山地がそのまま島になったような島で、2000mに近い山々で構成されています。屋久杉が有名で、その中でも最大の杉が「縄文杉」。以前から見てみたかったこの「縄文杉」を「見に行く」というのが今回の目玉。ただし見に行くといっても、往復22kmの山道をトレッキングしなければなりません。本日の午後はその登山に向けた準備に使います。
ガイドブックやネットの情報では、このコースは「中級者向き」で、かなりハードなことが記されている。登山経験はほとんどなく、大丈夫なのだろうか? 登山知識も、体力的にも年齢的にも不安だらけ。連れていってくれるのだろうか?でも行きたい。とりあえず島に着いてから考えよう。の状況。
・準備1 ガイドツアーの情報を入手
港の近くにある、屋久島環境文化村センターという展示施設内にある観光案内所に行き、「明日、縄文杉にガイド付きでトレッキングしたいのだが、どうすればいいか?から教えてください。」と言ってみた。すると窓口の女性の方は、パソコンで何か確認後(おそらく全ガイドツアーの予約情報がわかるようだ)電話をして明日1名受け入れ可能かを確認後、近くのショップを紹介してくれた。歩いて5分程なので、直接言って説明を聞き、申し込んでくださいとのこと。
観光案内所のこれだけの対応だが、非常にありがたい。島での最初の一歩はまず順調。
・準備2 持ち物(登山道具)を調達
こちらはそれなりに事前に準備してこられた。まず必須なもの
登山靴 10年も前のものでかなり古いが、1度だけ使ったものを持っていた。
登山ズボン ジーンズは不可とのことなので、キャンプ用のズボンを代用。
リック 今後も普通の旅行でも使えそうなので今回事前に購入。
登山用靴下 購入して準備済。3足千円の靴下しか買ったことがないので1600円は高い。
軍手 持参
島で借りたものは、レインウェア(上下)1,500円のみ
ストックは未経験者なら持たない方が良いとのことで借りず。
弁当は宿に依頼。おやつはスーパーで買い出し
携帯トイレ 最大5時間我慢できれば必須ではない。(結局、購入)
・準備3 ガイドツアーに申し込み
観光案内所で紹介してもらったショップ(というか事務所)へ。まずは淡々と概要説明を受ける。健康に自信があり22kmの山道を歩く体力があれば、登山の経験は問わないので申し込んでください。参加費(13,500円)をお支払い後に具体的な説明をしますとのこと。
たまたま持ち合わせがなかった。カードが使えず現金だけ。郵便局が10分ほど歩いたところにあるので先におろしてきてくださいとのこと。郵便局へいくのだけは「上級者」なので道にも迷わず行って戻ってきて支払いを済ませました。
明日の細かい予定と持ち物の確認。4:30にガイドが宿の前まで車で迎えにくるとのこと。想定していたが早い!! 一人で起きられるかという不安がさらに一つ増える。
「登山途中にリタイヤするような場合はどうするのか?」 という質問をしてみた。
ご自身の判断で無理と判断したら、ガイドの指示に従ってください。とのこと。往復のコースなので適当な場所で1~2時間待っていて、帰り道は一緒に帰るとのこと。リタイヤは50人に一人くらいの割合でいるとのこと(あまりにもスタートから近い場所の場合、別の組のガイドに拾っていってもらうらしい)
・準備4 心の準備
具体的な準備・手続きは終わったが、不安は「本当に迷惑かけずについて行けるだろうか」と具体的になっただけ。宿の夕食時に同じテーブルだった方が前日に同じコースに参加してきたとのことで、色々質問させていただき情報を入手。富山から来ている一人旅の女性の方でした。「ガイド付きにしている人は未経験者の方ばかり、高齢の方もたくさん歩いていましたよ。」とのお言葉。少し安心しました。
そして準備万端にして早めに寝ました。明日は縄文杉コース本編です。どうなるのでしょうか。