今日の市町村
- 鹿児島県 和泊町
- 鹿児島県 知名町
初日に借りたレンタバイクが1日1,000円と安かったので、最終日も借りて午前中、北部のエリアを回ってきました。サトウキビ畑の赤土が青空に映えて爽快な景色が続きます。
特に国頭地区にある日本一のガジュマルの木がお目当て。この木は、小学校の構内にあるのですが開校中は自由に見学して構わないそうです。離島ならではの素敵な対応。100年以上前に生徒たちが植樹した木が日本一と呼ばれるまでに成長しました。天皇陛下もご視察に来られたことがある大樹です。
この日はガジュマルのある国頭小学校では、運動会の予行演習を全校で行っていました。教頭先生の話ですと全校で77名の生徒数(各学年10名前後)だそうです。77人なら余裕で樹の下に入れる大きさです。
「写真を撮るのに運動会のテントが邪魔ですよね。」と恐縮されていましたが、この方が良い写真が撮れてラッキーでしたよ。
島の最後の思い出!?
農道から、広い県道に合流する交差点を徐行してゆっくりと曲がったところで、後ろで大きなサイレンが鳴りました。「北朝鮮のミサイルアラートか?」と思いバイクを停めて振り返ると1台のパトカーが止まっていました。1人の若い警官が下りてきて「今の交差点、一時停止しませんでしたね。標識気づきませんでしたか?」とのお言葉。「あのサイレンは俺か?!」とやっと気づきました。原付バイクの番号がレンタカーナンバーだったので、「観光の方ですね。せっかく島にいらしていただいたのですが、一時停止違反なので対応させていただきます。」旅行者であろうと容赦なく切符を切り反則金の紙を下さいました。
こんな広くて見通しのきく交差点で、観光客を相手にキップ切るか… 4日間、この島は海がきれいで、ゆったりと時間が流れ、とてもいい島。島の人は皆フレンドリーに話しかけてくれて… と気持ちよく振り返っていたところでした。あなたは気軽に声かけないで…と思ってしまいました。(もちろん悪いのは自分ですが)
日本中どこであっても交通ルールは変わりませんので、旅行者のみなさんもくれぐれも(交通安全に)お気を付けください。
以上、最終日の「思い出」でした。参考情報として共有いたしました。
開放された直後、早速、近くの郵便局で反則金を払い込みました。郵便局の窓口の方に、「今日、つかまっちゃったんですか?せっかく遠くからご旅行で来られたのに…」と同情されてしまいました。郵便局も極めてフレンドリーです。「この島を嫌いにならないでくださいね。」と優しい言葉をかけていただき励まされました。「大丈夫です。とてもいい島です!」と返して宿に戻りました。
帰路へ
14:00発の鹿児島行のフェリー、クイーンコーラルクロスに乗船して沖永良部島を後に帰路へ。もう一つ南の島「与論島」へも行く予定でしたが、沖永良部島に長居をしちゃったので、与論島は次回のお楽しみにしました。
今晩は船中泊、明朝8:30に鹿児島港に着きます。その後どうやって東京まで帰るかは、今晩の船の中で決めます。