今日の市町村
- 岐阜県 大垣市
- 岐阜県 岐阜市
- 岐阜県 各務原市
- 愛知県 犬山市
- 岐阜県 多治見市
- 岐阜県 土岐市
- 岐阜県 瑞浪市
- 岐阜県 恵那市
- 岐阜県 中津川市
- 長野県 阿智村
- 長野県 飯田市
名古屋の市街地通過を回避して、中山道経由で東京を目指します。今日も快晴で真夏日になりりそうです。関東の「熊谷」や「館林」とかと並んで最高気温のニュースで耳にする岐阜県の「各務原」「多治見」を通りましたが、やはり暑かったです。地図で見ても「大都市から離れ、山地とも少しだけ離れている平野部」という地形は同じなんですね。沿道の風景も関東の熊谷あたりと似た感じです。
犬山城
日本にはお城や城跡はたくさんありますが、国宝に指定されているのは5城だけです。今回初めて訪れた犬山城もそのうちの一つ、国宝の天守閣です。江戸時代に作られた建物(天守閣)が現存しています、当然木造ですので柱や天井の質感など趣が深いです。
今回は天守閣だけでしたが、犬山の城下町も町並み保存されていて、なかなか良さそうでした。最上階の天守まで登りました。山の上に立っているので、見渡しが良かったです。濃尾平野が一望できます。遮るものが少ないので敵の監視に最適な場所に建てられたようです。
国宝のお城
姫路城 松江城 彦根城 松本城 犬山城
木曽路は山の中でした(馬籠宿 妻籠宿)
中山道を北上し、木曽路の宿場町である馬籠と妻籠に寄りました。
まず訪れた馬籠は、島崎藤村の「夜明け前」の冒頭通り「木曽路はすべて山の中である」そのものでした。それでも、宿場町自体はきちんと整備された印象で、藤村記念館もあり文学的な雰囲気が漂っています。藤村記念館では、島崎藤村の書簡や写真をみていると明治から昭和初期のイメージがわいてきます。
次に訪れた妻籠は、こちらは江戸時代そのまま。今では全国に多数ある古い「町並み保存地区」の第一号として知られています。本陣や脇本陣などの建物が保存されており、大名行列が行き交った当時の状況がイメージできます。特に脇本陣は資料館としても活用されており、地元の方がガイドをしてくれるので、歴史の背景や建物の特徴を詳しく知ることができます。
父親がこういう歴史的な場所が好きだったので、まだ小学生の頃、連れてきてもらったことはあるのですが、子供だったので「良さ」がわからず、すぐに飽きちゃった記憶があります。還暦を過ぎた今となっては、まさに歴史と文化を感じることができる素晴らしい場所でした。およそ3時間たっぷり満喫出来ました。
諏訪湖近くまで行く予定でしたが、木曽路で時間を使いすぎて、今晩は近くの飯田の町に宿泊しました。長野県に入り、だんだん東京に近づいてきました。